モンスターペアレントの判断基準とは

モンスターペアレントの悩みを相談するには?おすすめのサービスも紹介

何度も自分の不満を訴えかけてくるモンスターペアレントに、困惑していませんか?教育の現場で働いている教職員の方にとっては悩ましい問題ですよね。

今回は上記の悩みを解決するために、モンスターペアレントの判断基準や対処法、おすすめの相談サービスを解説していきます。本記事を参考にして、関係改善に向けて進みましょう。

判断基準

判断基準として

  • 理不尽な要求と正当な要求を区別する
  • 学校へ要求する親が全て対象ではない

があります。

理不尽な要求と正当な要求を区別する

モンスターペアレントは、理不尽な要求を学校側に押し付けてくる親といったイメージが強くあります。しかし、何を基準としている理不尽や正当かを判断する基準が、意外と難しく感じやすいです。

具体的な基準として、「自分の子供だけではなく、他人の子供のためにもなること」と考えるとわかりやすいかもしれません。自分の子供を優遇してもらおうという欲求ではなく、学校全体が良くなるためにといった要求なのかが、理不尽な要求と正当な要求の違いです。

学校へ要求する親が全て対象ではない

学校へ何か要求をする親が、全てモンスターペアレントの対象ではありません。ですので、要求している内容についてしっかり分析する必要があります。

なぜなら、自己中心的な発想ではなく、子供のことを真剣に考えた上で、要望を提言している保護者の方も少なからず存在するからです。保護者の方からの無理な要求や相談を持ちかけられるたびに、耳を塞ぎがちになるかもしれません。

しかし、要求の良し悪しを判断するためにも、まずは保護者の方の声に耳を傾ける姿勢が大切です。

対処法

対処法として

  • 保護者の言い分をじっくり聞く
  • 話し合いの内容を記録する
  • 謝罪をする場合は範囲を限定する

があります。

保護者の言い分をじっくり聞く

モンスターペアレントが抱えている不満を、じっくり聞く姿勢を持ちましょう。理由は、相手が溜まっているストレスを吐き出すことで、冷静な気持ちで再考するきっかけになるからです。

もちろん、話の内容が支離滅裂になっている場合が多く、聞いている教職員の方はストレスになるかもしれません。それでも相手の話の腰を折らずに相槌を打ちながら傾聴することで、保護者の怒りを鎮めることができます。

話し合いの内容を記録する

メモ帳やICレコーダーを使用して、話し合いの内容を記録しておきましょう。なぜなら、事後に訴えられた場合、相手方の非を立証できるからです。具体的な会話の内容を記録しておくと、十分な証拠能力として認められます。また、メモ帳といった用紙より、音声として録音できる ICレコーダーは証拠能力が高いです。

謝罪をする場合は範囲を限定する

保護者と話し合った結果、学校側の対応が悪いと感じた場合は、素直に謝罪しましょう。ただ、謝罪する際は「〇〇の件につきましては」と、謝罪している範囲を明確に示すことが必要です。

理由は、今回指摘した全てに対し謝罪していると、保護者の方が勘違いする場合があるからです。範囲を指定した上で、間違っていた部分に関して謝罪をしましょう。

相談できるおすすめのサービスをご紹介

おすすめの相談サービスとして

  • 学校リスクマネジメント推進機構
  • ストーカー・嫌がらせ被害対策室

があります。

学校リスクマネジメント推進機構

学校リスクマネジメント推進機構
学校リスクマネジメント推進機構 サイトトップページのスクリーンショット

学校リスクマネジメント推進機構は、学校業界に関して詳しい、経験豊富なコンサルタントや弁護士、元警察官幹部の職員が支援を行っているサービスです。通常の弁護士だけの相談ではなく、多方面のスペシャリストが集まっているため、多角的な解決策を導き出せます。モンスターペアレントの対応に関して様々な角度から、専門家のアドバイスを得たいと思っている人に最適です。

ストーカー・嫌がらせ被害対策室

ストーカー・嫌がらせ被害対策室
ストーカー・嫌がらせ被害対策室 サイトトップページのスクリーンショット

ストーカー・嫌がらせ被害対策室は、専任のカウンセラーが相談に乗ってくれるサービスです。メールや電話、面談などの無料相談から始められるため、初めての方でも安心して利用できます。相談や料金の見積もりなどは24時間対応しており、自分が相談したい時に、手軽に相談できるのがメリットです。