クレームというと、サービス業に対して利用客がいうものと思われるでしょう。ところが最近では教育に対してもクレームをつける保護者が増加しています。演劇会で希望していた役になれなかった、給食で嫌いな物ばかりが出るなどという些細な問題を大きくする保護者のことです。教員はこのクレームに真摯に向き合っている時間はなく、賢く対応をする術を身に付けないといけません。その方法とは、クレームを受け流すことです。以前だとすべてのクレームに最善の改良を考えられていたでしょうが、それで解決できるものではありません。はっきりと学校のルールを保護者にも知ってもらうためには、受け流しをおこないつつ反論をすることも必要といえます。