少子高齢化によって、全国的に教員が不足しています。そこで、教員免許更新制度の廃止が成立しました。では、それはどのような意味を持つのでしょうか。
教員免許更新制度とは、10年に一度、教員に講習を受けさせることで、免許更新とする、という制度で、その講習を受けないと、免許が失効されるのですが、しかし、その制度に意味はほとんどないとされていました。その結果、2022年5月11日に、この制度は廃止されることとなりました。
もともと、教員免許を持っている人たちの90%以上が、この制度は必要ないと考えていたそうです。しかし、実は、免許を持っていない人たちの約60%が、教員免許更新制度は教員のクオリティを保つために必要なのではないか、と考えており、その意見をどう受け止め、制度にするか、ということは、今後も会議を繰り返し、考慮すべきことです。
これを機に、教員のクオリティについて、一度考えてみましょう。